コンシェルジュの小部屋「Super’ 表記と糸番手の関連性」

「コンシェルジュの小部屋」ではオーダースーツの奥深さや、私自らが日頃経験した出来事などをコンシェルジュの目線でお伝えしていこうと思っております。片手間にお読み頂き、少しでも「オーダースーツ」に興味をお持ち頂ければ幸いです。


オーダースーツの豆知識「コンシェルジュの小部屋」

こんにちわ。「イルグランディット」の専任コンシェルジュの白石です。

オーダーで生地を見ていただいている際によく目にする「Super100やSuper120」等の表記のある生地ですが、数字が大きくなるにつれて使っている糸が細くなり、柔らかい生地であると思われている方がほとんどだと思います。

あながち間違いでは無いのですが、今回はこの部分にスポットを当てて少し掘り下げてご説明致します。

それぞれの生地の耳の部分に「Super’」表記されている。

まず、Superの表記についてですが、こちらは羊毛(ウール)の糸になる前の原料としての繊維の細さ を表しています。

18.5マイクロンの細さのウールに対してSuper100と表記されており、110s・120sと数字が大きくなるにつれ、18.0・17.5マイクロンと細くなっていきます。余談ではありますが、人間の髪の毛で約70~80マイクロンぐらいだそうです。

そのウールを使って糸にすると、番手と呼ばれるようになります。番手とは1kgの生地を1本の糸にした時の長さによって変わります。

例えば、1kgの生地で1kmの長さの糸の場合は1番手となり、120kmにもなる120番手等の生地もあります。一般的には、48番手ぐらいから72番手ぐらいまでの生地が主流となっていますが、この番手の違いにより、同じSuper120等の表記がされている生地でも触り心地や着心地に若干の違いが生まれてくるのです。

一概にどのブランドの生地・Super120等の細い原毛が良いということではなく、お客様の求められる様々なスーツスタイルによって、それに適した素材選びをご提案していきたいと考えております。

当店コンシェルジュはオーダースーツの醍醐味である”生地選び”をより深く楽しんでいただけるよう、色柄・素材を含めた様々な観点からご提案させていただいております。

皆様のご予約・ご来店を心よりお待ちしております。


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