「オーダー日記」では毎回当サロンでオーダー頂いたスーツ・ジャケパン・コートなどの『生地選び』と『お仕立て上がり』を2回に分けてレポート致します。
今回は、東京でのトランクショーにて御用命頂きました御客様の春夏用スーツのお仕立て上がり編をお送り致します。

釦はシンプルに黒蝶貝釦を配し、裏地には格子のラベンダーカラーに合わせた裏地をチョイスして頂いております。
今回お選び頂きましたスキャバルのZEPHYRバンチの中のSAVILE HOUSEは、ロンドンの名だたるビスポーク・テーラーが軒を連ねるSAVILE ROW(サビル・ロウ)からインスピレーションを得ており、様々なデザインや配色をテキスタイルとして表現し、英国の首都ロンドンに住む都会的なビジネスマンをイメージしながらも、爽やかな装いを楽しんで頂ける、そんな春夏物の魅力的なコレクションとなっております。
トロピカル素材の魅力は、軽くて、通気性が良いのにも関わらず、丈夫且つ生地にハリがあり、シワの回復力にも優れています。またドレープが美しいのも魅力の一つです。
その為、春の立ち上がり時期から真夏までも、さらりとした快適な着心地で涼しく過ごせる生地になっておりますので、クールビズの時期でもジャケットが欠かせない御客様にもお勧めです。

これからの季節に最適な柄と素材感が、より一層御客様の春夏スーツスタイルを際立たせてくれる一着になる事でしょう。
当サロンでは、御客様に合わせたスタイリングはもちろんの事、季節感を打ち出した柄や素材等の面でも、御客様にとって最適になる様な御提案を心掛けております。
皆様のご来店の御予約・御来店を心よりお待ちしております。
